2027年度入試から公募型年内入試で面接必須

総合型選抜と学校推薦型選抜では面接が必須に ただし非公募型の推薦は例外

 文部科学省は2027年度入試(2027年4月入学の学生対象)から、総合型選抜および公募制の学校推薦型選抜で面接を必須化することを決めた。詳細は以下の通りである。

 大学入試のルールブックともいえる「大学入学者選抜実施要項」2027年度入試版が公表された。昨年、総合型・学校推薦型選抜では、小論文・面接・実技などの評価方法と組み合わせることを条件に「教科・科目に係る個別テスト」(以下、個別テスト)を2月1日よりも前に実施することが容認された。

 これにより、総合型・学校推薦型選抜で学科試験を課す場合のルールが明文化された。しかし、個別テストの配点が著しく高い場合や、面接・小論文などが点数化されないなど、実質的に「一般選抜の前倒し」となっているケースが散見され、問題視する声が挙がっていた。

 これを受けて2027年度入試からは「面接の実施」が必須化されるとともに、個別テストを実施する場合は「他の評価方法との間でバランスの取れた配分で判定に活用する」ことが求められる。ただし、指定校推薦制など「合格して受験する非公募型の学校推薦型選抜」については、大学の実情に応じて面接の要否を判断することができるとし、面接は必須ではない。

 また、今春入試で面接を課していなかった選抜区分については、2027年度入試からの面接導入が難しい場合は遅くとも2029年度入試までに導入するよう、2年間の経過措置を認められた。

<図表>総合型・学校推薦型選抜の選抜ルール